ラパラ【CD5】に開眼した瞬間!!
「ラパラ」このメーカーほど釣り人の評価が真っ二つに分かれるメーカーはないでしょう。
●「釣れる!」「ラパラはエサと同じだ!!」
という釣り人と、
●「こんな小学生の工作みたいなルアーが釣れるわけないじゃないか」
という釣り人に真っ二つに分かれます。
実を言うと僕も8年ほど前までは「こんな小学生の工作みたいなルアーが釣れるわけないじゃないか」と思っていました。
実は小学5年生から大学に進学するまでの間、実家でルアーを作っていました。
特にラパラのレッドヘッドなんて、当時の小学5年生の僕が作ったルアーと同じくらいのクオリティに見えたのです。
当時、僕がルアーを作るにあたって「教科書」にしていた本は知る人ぞ知るバスプロの草分け的存在「泉和摩」氏の本で、
その中で泉さんはハンクルという代表的なミノーを作るにあたって、「ラパラを参考にした」と書いていました。
「超リスペクトする泉さんが参考にしたラパラ」僕の中で多少の興味はあったのですが、
やっぱり見た目がどうにも受け付けなくて
結局使ってみるまでには至りませんでした。
そこから時は流れ、
大学生になってメガバスに超どハマりしていた頃、
夏休みの帰省中に地元、群馬県にある宮城アングラーズヴィレッジというバスの管理釣り場に遊びに行った時のことです。
メガバスルアーオンリーのタックルボックスにメガバスロッド、キャップもメガバスで決めて
意気揚々と釣り場に降り立ちました。
この管理釣り場では、バスだけでなくしっかり管理された中でアメリカ原産のめちゃくちゃ引く魚「ストライパー」やバケモノナマズ「アメリカンキャットフィッシュ」なども放流しています。
メインのバスを釣りながら、小魚放流タイムで怪魚を狙う事ができる最高にエキサイティングな管理釣り場です。
僕はその日、最初の小魚放流タイムの時に周りは連れていない中「ジャイアントドッグX」で60㎝級のストライパーを仕留めて最高の気分を味わいました。
小魚放流タイムが終わるとストライパー達は一気に活性が落ちて、ボトムに沈んでしまいます。
そうなったストライパーはほとんど何をやっても釣れません。
僕を含め、みんなその事が分かっているので小魚放流タイムが終わると狙いをバスに切り替えてダウンショットでネチネチやり始めます。
僕もジャイアントドッグXで1本ストライパーが出せたので満足してクランク(グリフォン)でバスを狙いはじめました。
時間はちょうど正午くらい。
のんびりとした時間が流れる中、
急に隣で釣りをしていたアングラーのドラグがけたたましく鳴り響きました!
ストライパーです。
しかもサイズは70㎝を超えている!!
ランディングを少し手伝ってあげてから自分の釣りに戻ります。
「こんな時間にストライパー釣れるんだ〜」
なんて思いながらグリフォンでバスを釣っていたらまた隣のアングラーのドラグが鳴り響きます!!
「えっ!?こんな時間にストライパー連発!?」
「一体どんなルアーでどんな釣り方してるんだろう?」
そう思いながらランディングを手伝いつつヒットルアーをチラ見します。
ストライパーの口にガッチリかかったそのルアーこそ僕が「小学生でも作れるだろ!」そう思っていた
カウントダウンラパラ(CD5)のレッドヘッドでした。
その方の釣りは、カウントダウンラパラを池の中央部、1番深い場所に向けてキャスト。
カウントダウンでボトム付近まで沈めてゆっくりただ巻き。
それだけの釣り方で釣れない時間帯にストライパーを4匹仕留めていました。
僕も同じくらいのレンジを潜るルアーやワームを沈めて同じレンジを攻めたのですが、釣れるのはラパラを投げる隣の人ばかり…
もちろん、
その日の状況にマッチした釣り方なので他の日も同じ釣り方で釣れるとは限らないのですが、
少なくともラパラは本当に釣れるんだ!!
という事を強烈に見せつけられた経験となりました。
実際にラパラの破壊力を目の当たりにしたら使わない訳にはいかず、その日の帰り道に釣具屋に寄ってラパラを買いました。
買って、実際に投げてみるとやっぱり
「ラパラでしか釣れない状況」
というのが確実に存在する事を実感できます。
周りの釣り人が最先端の重心移動システム搭載の綺麗に塗装されたルアーで釣れない中、
小学生の工作みたいなラパラでボコボコに釣るのはめちゃくちゃ気持ちいい瞬間です。
この機会に見た目で食わず嫌いをしている方も是非ラパラを使ってみてはいかがでしょうか?
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最後に…
ラパラは感動するくらい飛びません。笑
もともとトローリングように作られたルアーなので飛距離の事は想定外の設計だったので当然と言えば当然なのですが少しでも風のある状況でベイトで使うとバックラッシュの嵐になります。
ワームを使うスピニングタックルで投げる事をオススメします。
ボウズ逃れルアー【ジャイアントドッグX】
いつの季節に釣りに行く時にも
"必ず一軍のタックルボックスに入れてしまうルアー。"
もしくは、
"全く釣れない時にふと手が伸びてしまうルアー。"
そんなルアーが皆さんにもあると思います。
僕も20年以上釣りをしてきた中でいくつかそんなルアーがあります。
このシリーズでは、そんなルアーを【ボウズ逃れルアー】として紹介していこうと思います(^ ^)
今回は、
についてご紹介したいと思います!
発売されて恐らくもう20年以上経つであろうこのルアーですが、いまだに僕の中では超現役です!
重さは1/2oz(約12g)
サイズは98.0mm
少し大きめに思えるかもしれませんが、このサイズと重さがベイトタックルで使う時に物凄く使いやすくて重宝するんです。
ジグやテキサスリグ、ビッグベイトで使うような硬い竿に30ポンドのフロロカーボンでもちゃんと投げられるし、しっかりアクションします!
トップウォーター用の短くてスローテーパーで柔らかい竿で使えば本物の魚顔負けのパニックアクションやトリッキーなダイブアクションも出せたりして、
本当にタックルを選ばない最高のルアーです。
このルアーは特に陸っぱりがメインの人にオススメです!
陸っぱりでは
①飛距離
②タックルを選ばない事
この2つが非常に重要です。
自由に水の上を移動できるボードと違って陸っぱりでは限られた足場から釣りをする事になります。
そんな時に飛距離が出ないルアーを使っていると「あそこのブッシュにルアーを入れたいなぁ」「あのボイルを打ちたい!」そんな時に届かないという事が起きます。
更に、陸っぱりでは頭上に木があったり足場の踏ん張りが効かなかったりして思うようにキャストができない事があります。
そんな時でもしっかりと重量があって飛ばしやすいルアーなら通常の5割くらいの力でしか投げられない状況でも飛距離を稼いでくれます。
陸っぱりでは余り多くのタックルを持って行けません。僕の場合陸っぱりで持っていくロッドは多くても二本です。
限られたタックルて釣りをする際に、ヘビーなロッドでは動かなくなってしまうようなルアーでは困るのです。
よく飛んでよく動くルアー。
そんなルアーこそ陸っぱりで重宝するルアーなのです。
ジャイアントドッグXはそのすべてを満たしている数少ないルアーです。
そしてそのジャイアントドッグXのアクションですが、
リーリングに合わせてリズム良く竿先をトゥイッチすれば左右に気持ちよく首を振ります。
首を振った時の距離も大きすぎず小さすぎないちょうど良い距離で、魚が1番好きな距離なんじゃないか?と思ってしまう本当にちょうど良いドッグウォークをします。
僕のオススメのアクションは、ポーズからのちょっと強めのトゥイッチで
これをやるとルアーがヒラを打ちながら水中に潜ります。そのまま何もしないで浮かせていても釣れるのですが、水中に潜ったルアーにトゥイッチを加えると水中で大きくヒラを打ってアピールします。
僕はジャイアントドッグXのこのやり方で1番魚を釣っています。
ちなみにPEラインだと浮き上がりは早くなり、太めのフロロカーボンだとゆっくりした浮き上がりになってより水中でのアクションがさせやすくなります。
ナイロンメインの僕はルアーの腹に板重りを貼って浮力を調整してあえてゆっくり浮き上がるようにチューンして使っています。
こうする事で水面に出切らない魚に強制的にスイッチを入れるルアーが完成します。
ハイシーズンは早い浮き上がりがよく釣れて、春先や晩秋などはゆっくり浮いてくるアクションが強くなります。
カラーは透明度が高いクリアウォーターではHT ITOワカサギなどの少し透けているカラーやリフレクター(反射板)が入ったカラーがよく釣れます。
今は廃盤のようですが、ファントムカラーといって半分透けているカラーがめちゃくちゃよく釣れたのですが、メガバスのホームページから消えているのでもう中古でしか出回っていないようです…
濁りの強いエリアではGGパーチやマットタイガーが威力を発揮します。
これからますますトップウォーターの釣りが面白くなってくるシーズンですので、陸っぱりの人もボートの人も是非ジャイアントドッグを使ってみて下さい(^-^)
■最後に…
このブログでは釣りのことをたくさん発信しているのですが、僕の本職はスポーツインストラクターです(^ ^)
今はコロナウイルスの影響で外出もなかなか難しい状態です。
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20メタニウム3回目の使用で思う事
昨日、3密を避けて極力人に合わないように注意しながら釣りに行ってきました。
都会のど真ん中で46㎝のニジマスが釣れて凄く楽しい釣りでした♪
その中で、新製品の20メタニウムを使ってみて改めて感じた事があったので今回まとめてみました。
■20メタニウム3回目の使用で感じた事。
①バックラッシュした時に治しにくい。
②内部ブレーキは2つ以上OFFにできない。
③風に弱い?(DCと比べて)
④セッティングが整った場合、DCよりも飛ぶ!
①MGLⅡ (マグナムライトスプールⅡ)の搭載により、今回のメタニウムからスプールが大幅に変わりました。
横幅が22mmと凄く狭くなった事でキャストの時のラインの放出がすごくスムーズになって気持ちよく低弾道キャストができるようになったのですが、
スプールの横幅が狭くなった事でバックラッシュした時にすごく直しにくくなったと感じました。
狭くなった事でバックラッシュがより深い所まで入り込んでしまう上、幅が狭いので指が届き難く、治すのに時間がかかります。
まあ、バックラッシュしなければ良いのでキャストテクニックを磨けば良いのですが突然の風やルアーチェンジのタイミングなどでどうしてもバックラッシュは避けられないタイミングがあると思うのですが、そんな時に直すのが少々大変かなと思います。
②内部ブレーキは4つあるのですが、実質的に2つ以上はOFFに出来ないと思います。
昔、金森隆志さんがアンタレスで内部ブレーキを全部OFFにしてキャストしていましたが、今回のメタニウムでそれをやるには相当メカニカルブレーキを締め込んで指でガッツリサミングをしながらキャストしないと瞬時にバックラッシュすると思います。
実際の釣りで使えるレベルのブレーキ設定は内部ブレーキ4つ全部Onか1つOFFくらいで外部ブレーキで微調整するのが良いと思います。
③DCと比べてしまうのはちょっと酷ですが、僕が愛用しているアンタレスDC MDと比べると風に弱いという印象を受けました。
キャスト中に急に向かい風に吹かれたりしてもDCは内部のコンピュータ回路が自動でブレーキをかけてくれます。
もちろんメタニウムでも、風を感じた瞬間に指でサミングをかければバックラッシュはしないのですが、常にキャストに集中していなければならないので
風景を楽しみながら釣りしたり、友人と話をしながら釣りをしたりする時などにはDCは重宝します。
風の強い日や風が吹きやすいフィールドがメインの方はDCの方がトラブルレスです。
④上記の③で書きましたが、風が強い時にはDCの方が重宝します。
しかし、バッチリセッティングが決まった時の飛距離はMGLの方がスムーズにラインが放出されていくように思います。
空気抵抗の少ないルアーで無風もしくは追い風で遠投する場合にはMGLスプールは凄くオススメです。
好き放題言ってきましたが、
20メタニウムは凄く良いリールです!
≪'20年3月新商品!≫ シマノ '20 メタニウム XG 右 【小型商品】 価格:33,161円 |
ロッドとのマッチングにもよりますが、バスフィッシングで1番よく使われる7〜28gくらいのルアーに最高にマッチします。
リールの自重自体も175gと軽いので、軽めのロッドと合わせたテクニカルなバスフィッシングに向いたリールだと思います。
■最後に…
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都会のど真ん中「弁慶堀」でバスフィッシング
緊急事態宣言が発令されて街はめっきり人通りが少なくなりました。
コロナウイルス早期終焉の為にできるだけ外出を控えて人と会う機会を減らし、普段以上に手洗い、うがいを徹底し、外から帰った時の衣類や靴を乾燥させた上で消毒。
更に、マスクを常に着用して目をこすったり口元や鼻を触らない事を徹底して仮にウイルスに触れてしまっていたとしても体内に入れない様に心掛けて生活しています。
しかし、そんな普段よりも神経を使う生活はストレスもたまります…。
先行きの不安や会いたい人に会えないフラストレーションも溜まってくる中、
3密とは全く関係ない釣り場で気分転換をしようと「都会のオアシス」赤坂見附駅から徒歩5分の弁慶フィッシングクラブに行ってきました!
この時期の弁慶堀はスポーンを意識した個体と暖かくなり動きやすくなった事でシャローをウロウロする個体の2つに分かれます。
弁慶フィッシングクラブのブログで50cm近いバスが釣れはじめていたので期待に胸を躍らせてタックルを準備しました。
この日のタックルは、
①大物用
ラインはPE3号でリーダーはナイロン20ポンド。
ルアーはシグナルのデビルスイマー7とメガバス、スパークシャッド4インチをメインにしながらスピナーベイトやバズベイトも時々使用。
②ハードルアー全般用
ラインはGTRウルトラ20ポンド。
ルアーはクランクベイト、ミノー、トップウォーターなどのハードルアーを全般的に使用。
③小型ミノー、ワーム用
スコーピオン2651+ステラ3000MHG
ラインはPE1号にリーダーはナイロン10ポンド。
5gくらいの小型ミノーやジグヘッドリグやTKツイスターのノーシンカーなどのワームの釣りに使用。
朝は①のタックルで池全体をぐるっと周りながらスイムベイトを食ってくるデカい魚を探すも不発…。
この日はまだ「シャロー+強い釣り」をするには寒かったか?
なんて思いながらめぼしいウィードの切れ目にクランクベイトやシャッドをテンポよく通していく。
時折釣れそうな雰囲気になるものの釣れずに気付けば14時を過ぎている!
「このままノーフィッシュは嫌だ!!」
少しずつ焦りの気持ちが大きくなってくる中、スピニングタックルにメガバスのLIVE-Xスモルトを選んでキャスト。
ブレイクライン沿いの弁慶堀で1番深いであろうディープ(と言っても2mくらい?)にスモルトを通してくるとついにバイトが!!
しかし、ジャンプ1発でバラし…。
貴重なチャンスを逃した事で思わず悲鳴が漏れそうになりますが、周りに釣り人がいた為静かにガックリ。笑
「でも時合いは来ているハズ!」と、気持ちお持ち直しもう1度キャスト!
バラシから4回目くらいのキャストで2本目のバイトが!!
物凄いファイトをいなしながら何とかボードの近くまで寄せてくると、ボートの下に潜り込んでラインをボートに擦り付けてくる。
間一髪でラインブレイクを免れてキャッチすると46㎝のビックなニジマスでした!
まあ、バイトしてすぐに分かっていましたが。笑
しかし、ここのニジマスは走る走る!
まん丸に太った魚体はスタミナもあって楽しませてくれます。
その後、同じ狙い方で30㎝そこそこのニジマスをもう1本追加。
素晴らしい引きを楽しめたのですが、やっぱりバスが釣りたい…
日没までの残り1時間はバス狙いに切り替えて、スイムベイトとスピナーベイトをメインに終了時まで投げ倒しましたがノーバイト。
バスは釣れませんでしたがなかなか楽しい時間を過ごせました(^ ^)
【シマノ】2018 ワールドシャウラ 1702R-2【メーカー希望小売価格の30%OFF!!】【4969363381156】 価格:55,825円 |
シマノ(SHIMANO) スコーピオン 2651R-5 39205 価格:26,929円 |
シマノ(SHIMANO) スコーピオン 15101F-5(ベイト 5ピース) 価格:25,030円 |
皆さんもかなり難しいフィールドではありますが、大都会の釣り場「弁慶フィッシングクラブ」に足を運んでみてはいかがでしょうか(^-^)?
■最後に…
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【ワールドシャウラ 1702】新モデルと旧モデルとの比較
2018年にモデルチェンジされて「レッド」から「スーパーレッド」になったワールドシャウラ。
その中でも僕は1702を溺愛して、旧レッドのモデルを約4年間、新スーパーレッドのモデルを約2年間の合計6年間1702を使ってきました。
そんな僕が、旧レッドと新スーパーレッドの比較レビューについて書いてみようと思います!
■両者を比べた時に感じる違い
①新モデルの方が先重り感が若干無くなった。(バランスが良くなった)
②新モデルの方がシャープに感じる。感度も少し良くなったように感じる。
③重量は新モデルの方が17g重くなっている。
④コルクストレートグリップの方が良かった。
⑤ガイドのスレッドが新モデルの方がカッコいい。
こんな感じです。
後に詳しくお話ししていきます。
■両者を比べてあまり変わらない点
①飛距離はどちらの竿もあまり変わらない。
②テーパー(竿の曲がり)もあまり変わらない。
③魚をかけた時の曲がりも変わらない。
両者を比べた時に感じる違い
についてですが、
①新モデルの方が重心がより手元に近付いたような印象があって、より穂先が軽く感じられました。
②ブランクスの素材自体も少し変わったようで、旧モデルよりもよりシャープになったように感じました。感度も旧モデルに比べて良くなったように感じます。
でも、ワールドシャウラの持ち味である「しなやかさ」は失われていないので巻物のノリの良さなどは損なわれていません。
③ワールドシャウラの新モデルは珍しい事に、新モデルの方が重くなっています。
通常モデルチェンジして新しいモデルが出る時は軽くなるのですが、今回はブランクスの変更やグリップ周りの変更があった為か、新モデルの方が重くなっています。
重くはなっていますが、バランスが良いのでとても使いやすい竿です。
④ 新モデルはトリガーが変えられるような構造になっているのですが、これが要らない!おそらく次のモデルチェンジの時には無くなるのではないかと思います。釣りをしていてもそこのネジというか、繋ぎの部分が緩んでカチャカチャしてきたりして釣りに集中できない事があります。
グリップは旧モデルはクラシックなコルクストレートグリップでした。シンプルですが飽きのこないデザインだったと思います。
新モデルはセパレートグリップで今風な感じのデザインになったので新モデルの方がカッコよく感じる人もいるかと思いますが、僕は旧モデルの方が好きでした。
⑤ガイドのスレッドが新モデルの方が濃い赤というか、深い赤でブランクスの虹色とのマッチングも凄く良くて最高にカッコよくなりました。
両者を比べてあまり違わない点
①飛距離はどちらもあまり変わりません。
どちらもロングキャストに向いている機種なので、旧モデルもめちゃくちゃ飛びます。
新モデルだからといって飛距離が爆発的に伸びるという事は特にありません。
②テーパー(竿の曲がり)も変わりません。どちらもミディアムからミディアムヘビーの中間くらいの曲がりです。
ルアーの重さは10g以上から27gくらいが1番気持ちよく投げられる重さです。
③テーパーが同じなので当然魚をかけた時の曲がりも旧モデルと比べてほとんど変わりません。しかし、ブランクスの素材は変わっている為、強さは新モデルの方が30%程アップしているそうです。
ただでさえ強いワールドシャウラが更に30%アップするなど、要らないような気もしないではないですが海外の大物達とのやり取りもかなり余裕でこなせるようになったと思います。
■まとめ
新モデルと旧モデルを比較してみて、旧モデルを持っている人はわざわざ新モデルに入れ替える必要はそこまでないかもしれません。
デザイン面などでは旧モデルの方が良いところもあります。
そして、新モデルの方が17g重くなっているという点も考慮してロッドを選んでもらえると良いと思います。
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■最後に…
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ハードルアーの【カラー】について考える
釣具屋で欲しいルアーを見ている時、
フィールドでボックスの中から次に結ぶルアーを決める時、
ルアーの【カラー】について考えますよね?
もちろん僕もルアーを選ぶ時のカラーは気にしています。
ただ、最近の日本のルアーはカラーがとにかく細分化し過ぎていて同じワカサギカラーでも5色くらいラインナップされていたりして、「魚はこんな違い分からないだろ!」と思ったりします。
僕のは何事も複雑にしすぎるとロクな事がないと思っているので、
世の中にはたくさんのカラーバリエーションがありますが
僕は大きく4タイプに分類しています。
■単色アピール系
どチャート、ピンク一色、ボーン(濁った白)、シルバー、など
■多色アピール系
タイガーカラー、赤金、黒金、など
■透明ナチュラル系
ゴーストアユ、クリアワカサギ、完全クリア、など
■反射ナチュラル系
アルミ貼りワカサギ、反射オイカワ、など
まず、
単色アピール系のカラーですが僕はトップウォーターでよくこのカラーを選びます。
僕はトップウォーターにナチュラルな塗装をするのは全く意味がないと思っています。
何故なら魚の腹は白い色をしているのでトップウォータールアーを下から見上げるとリアルなカラーリングを施されていようがいまいが結局見えるカラーは「白」という事になります。
もちろんルアーが強くローリングして背中までひっくり返るようなアクションをする場合は背中の色も重要です。
しかし、そうではない場合に背中が黒っぽいナチュラルなカラーを選んでしまうと人間から見えにくくしてしまっているだけでバイトを見逃す確率が増えてしまい、むしろ釣果が落ちてしまいます。
なので、僕はトップウォーターにこの単色アピール系のカラーを選ぶ事が多いです。
あと、光量が少ない早朝や夕まずめ、シーバスのナイトゲームなどでもよく使います。
多色アピール系ですが、このタイプのカラーはやっぱり濁った水域での使用が多くなります。
濁った水域での日中、光量が多くなったタイミングで良く使います。
多色アピール系カラーの中でも特にホットタイガーカラーは大好きで、濁った水域や普段クリアでも曇りだったり雨の後で濁ったタイミングなどでは必ずメインのカラーになります。
透明ナチュラル系ですが、実はこれもトップウォーターに使うとよく釣れるカラーです。
特に、やかましい系やうるさい系のルアーとの相性が良いです。
魚からすると「なんか水面がうるさいんだけど騒いでる奴が見たからなぇなぁ」という感じになって、見つけた瞬間に思わず口を使ってしまった。みたいなシナリオを狙って使います。
あと、クリアウォーターの日中、最も光量が多い時間帯にもクリアカラーは大活躍します。
最後に反射ナチュラル系カラーですが、これは海や湖などの広大なエリアで使用する事が多いカラーです。
水がクリアな水質なら速巻で使ってキラキラと明滅させて魚を呼びます。
トゥイッチやジャークなどのアクションとの相性も凄く良いカラーで、渓流のイワナやヤマメなどにもよく使うカラーです。
そんな感じで、僕はシンプルに4つにパターン分けして
釣り場の①時間帯②水質などに応じてカラーを使い分けています。
皆さんもフィールドでスピーディーな釣りを展開するためにカラーはできるだけシンプルに考えるようにして超過を伸ばしてください(^^)
■最後に…
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【スコーピオン1番の不人気!?】 スコーピオン1631レビュー
ちょっと強烈なタイトルですが、今は手放してしまったスコーピオン1631のレビューを書いてみようと思います。
今回のレビューでは
■「購入した理由」と
■「手放した理由」、
■「購入を考えている人へ」の
3つのテーマを語ってみようと思います。
■購入した理由
「5〜7gくらいの軽量ルアーを使いたかった」この理由が1番で、実際に使ってみた感想では凄く使いやすかったです。
スコーピオンは知っての通りシマノのハイエンドモデルであるワールドシャウラの初代ブルーモデルのブランクスを使っているモデルで、世の中のバスロッドとは一線を画す竿です。
1631はシリーズの中でも結構特殊な竿で、スコーピオンのベイトモデルの中で1番軽量ルアーを使うのに使いやすい竿です。
しかもただのベイトフィネスロッドではなくバットに恐ろしいパワーを秘めていて、このロッドを手に入れて初の釣行で竿の強さを試したくてエサを使って霞ヶ浦でアメリカンキャットフィッシュを20匹程釣った上で70㎝のキャットフィッシュを釣ってもビクともしない強さを秘めています。
(あまりの楽しさに5gくらいの鶏肉のノーシンカーをこの竿で投げてデカいキャットフィッシュを釣る為に霞ヶ浦に通った時期もありました)
軽いルアーでデカい魚を獲りたい人にはピッタリの竿です!
■手放した理由
とまあ、
1631の良いところを語ってきましたが僕は全国チェーンの黄色いお店に売ってしまいました…。
手放した理由としては、「軽いルアーはやっぱりスピニングの方が使いやすい事に気付いた」という事です。
やっぱりリールの構造上ベイトでは軽いルアーを投げられる限界があります。
いくら最高級のベイトフィネスリールを買ったとしても、激安のスピニングリールよりも飛距離が出る事はありません。
ましてや僕はスピニングリールにはステラを使っているので太いラインを巻いてもトラブルなんて全く無いし、「ベイトでなければ獲れなかった魚」なんてものはありません。
確かにベイトタックルで軽いルアーを投げるのはカッコいいですが、ベイトでなければならない理由が僕的には見つからなかったので必然的に使用頻度が全くなくなりました。
陸っぱりなどで一本しか持っていかない状態であればベイトで軽いルアーも投げられた方が良いのですが、何本か持っていくのであれば軽いものはスピニングに任せます。
…という訳で僕には縁のない竿だなと思い、売ってしまいました。
スコーピオンを買おうと思っている人の多くはパワーフィッシングが得意な人や、バスだけでなくシーバスや他魚種も狙うタイプのマルチプレイヤーが多いと思います。
そんなマルチプレイヤーはなかなかこの竿を選ばないのではないかと思います。
実際に僕がよく行く釣具屋でも他の機種が売り切れていても1631だけ売れ残っているのを何度か見ました。
■購入を考えている人へ
ここまで読んでしまうと購買意欲が削がれてしまった人もいるかもしれませんが、断っておくと「1631はスコーピオンシリーズの中でも隠れた名作です!」
レギュラーテーパーがメインのスコーピオンシリーズのなかでエクストラファーストテーパーを採用していて食い込みも良くて、軽いルアーでも竿にしっかりとルアーの重さを乗せてキャストできます。
リールの性能にもよりますが、気持ちよく投げられる重さは6〜10gくらいでそれより軽いルアーはベイトフィネスリールがあれば快適に使えると思います。
僕がスコーピオンMGLというリールを載せて使った感じでは軽くても7gくらいは欲しいかなという感じでした。
ちなみに重いルアーはカタログでは16gまでとなっていますが40gオーバーのスイムベイトも投げられました。笑
間違いなくベイトフィネスができるロッドの中で1番強い竿でしょう!
(もちろんその際にはそれなりに強いリールと20ポンドくらいの太い糸を使って下さい。)
とまあ、かなり面白い竿なので手に入れておいて損はない一本だと思います。
ティップが柔らかくて食い込みも良い為、真冬などの活性が低い時にシャッドやクランクベイトをしっかり食い込ませたい時にも良いと思います。
購入を考えている人は参考にしてみてください(^ ^)
スコーピオンシリーズの他の竿のレビューです↓
■最後に…
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