ハードルアーの【カラー】について考える
釣具屋で欲しいルアーを見ている時、
フィールドでボックスの中から次に結ぶルアーを決める時、
ルアーの【カラー】について考えますよね?
もちろん僕もルアーを選ぶ時のカラーは気にしています。
ただ、最近の日本のルアーはカラーがとにかく細分化し過ぎていて同じワカサギカラーでも5色くらいラインナップされていたりして、「魚はこんな違い分からないだろ!」と思ったりします。
僕のは何事も複雑にしすぎるとロクな事がないと思っているので、
世の中にはたくさんのカラーバリエーションがありますが
僕は大きく4タイプに分類しています。
■単色アピール系
どチャート、ピンク一色、ボーン(濁った白)、シルバー、など
■多色アピール系
タイガーカラー、赤金、黒金、など
■透明ナチュラル系
ゴーストアユ、クリアワカサギ、完全クリア、など
■反射ナチュラル系
アルミ貼りワカサギ、反射オイカワ、など
まず、
単色アピール系のカラーですが僕はトップウォーターでよくこのカラーを選びます。
僕はトップウォーターにナチュラルな塗装をするのは全く意味がないと思っています。
何故なら魚の腹は白い色をしているのでトップウォータールアーを下から見上げるとリアルなカラーリングを施されていようがいまいが結局見えるカラーは「白」という事になります。
もちろんルアーが強くローリングして背中までひっくり返るようなアクションをする場合は背中の色も重要です。
しかし、そうではない場合に背中が黒っぽいナチュラルなカラーを選んでしまうと人間から見えにくくしてしまっているだけでバイトを見逃す確率が増えてしまい、むしろ釣果が落ちてしまいます。
なので、僕はトップウォーターにこの単色アピール系のカラーを選ぶ事が多いです。
あと、光量が少ない早朝や夕まずめ、シーバスのナイトゲームなどでもよく使います。
多色アピール系ですが、このタイプのカラーはやっぱり濁った水域での使用が多くなります。
濁った水域での日中、光量が多くなったタイミングで良く使います。
多色アピール系カラーの中でも特にホットタイガーカラーは大好きで、濁った水域や普段クリアでも曇りだったり雨の後で濁ったタイミングなどでは必ずメインのカラーになります。
透明ナチュラル系ですが、実はこれもトップウォーターに使うとよく釣れるカラーです。
特に、やかましい系やうるさい系のルアーとの相性が良いです。
魚からすると「なんか水面がうるさいんだけど騒いでる奴が見たからなぇなぁ」という感じになって、見つけた瞬間に思わず口を使ってしまった。みたいなシナリオを狙って使います。
あと、クリアウォーターの日中、最も光量が多い時間帯にもクリアカラーは大活躍します。
最後に反射ナチュラル系カラーですが、これは海や湖などの広大なエリアで使用する事が多いカラーです。
水がクリアな水質なら速巻で使ってキラキラと明滅させて魚を呼びます。
トゥイッチやジャークなどのアクションとの相性も凄く良いカラーで、渓流のイワナやヤマメなどにもよく使うカラーです。
そんな感じで、僕はシンプルに4つにパターン分けして
釣り場の①時間帯②水質などに応じてカラーを使い分けています。
皆さんもフィールドでスピーディーな釣りを展開するためにカラーはできるだけシンプルに考えるようにして超過を伸ばしてください(^^)
■最後に…
このブログでは釣りのことをたくさん発信しているのですが、僕の本職はスポーツインストラクターです(^ ^)
今はコロナウイルスの影響で外出もなかなか難しい状態です。
そこで、家でもできる簡単なエクササイズなどをYouTubeで配信する事にしました!
簡単に運動してみたい方は見てみて下さい。