「バスにこれ以上強い竿はいらない!?」スコーピオン17113実釣インプレ
以前コロナで外出自粛中にスコーピオン17113のインプレ投稿を載せました。
外出できなかった為、僕が経営しているトレーニングスタジオ内でルアーを投げたり竿の調子をみたりする投稿だったので、実際にフィールドで使って魚をかけたりする感覚のないインプレだったのですが
ついに6/1に霞ヶ浦に行って丸1日この竿で遊んできました!!
この日はかなり好調で、
46㎝のバスを筆頭に80㎝10キロクラスの化け物ナマズ、アメリカンキャットフィッシュ60㎝クラス5本、アメキャ30〜50㎝クラス6本釣った時に感じた事を書いてみたいと思います。
■いきなり結論!
「バスフィッシングにこの竿より強い竿は必要ない!」
そう言ってしまえるくらい17113は強い竿です。
46㎝のバスの前に40㎝クラスのバスもかけたのですが、竿のパワーがありすぎて普通にゴリ巻きできました。
46㎝のブリブリに太ったバスも余裕でゴボウ抜きできるパワーです。
300gくらいのビッベイトをつかったり、2オンスクラスのヘビキャロをしたりする人でなければこの竿よりも強い竿は、バス用の竿としては必要ないのではないかと思います。
正直40㎝以下の魚の引きが全く楽しめない竿です…笑
産卵前でたっぷり太ったアメキャの50㎝クラスも余裕でゴボウ抜きできるこの竿は、バスロッドとしては最強クラスで、
この竿一本あればそれより強い竿は要らないように思えてしまうほど心強い竿なのでパワーゲーム好きにはかなりオススメの一本です!
■軽いルアーも案外投げられる
この日の釣りで好調だったのがライトキャロライナリグでした。
竿的にはヘビキャロを使いたい所なのですが、霞ヶ浦はテトラや岩がかなり沈んでいて重いウエイトだと岩の間に入り込んでウエイトが岩とロックしてしまって根掛かりの嵐に見舞われます。
よって僕は5〜7gくらいの軽めのウエイトを使ったライトキャロを多用します。
そんなワームと合わせても7〜10gくらいのルアーでも竿の長さを使って投げればそこそこ飛びます。
もともと、遠投用の竿でガイドも大きくて少ないので飛距離は出しやすい竿です。
8gくらいのクランクもキャスト精度を求めなければ沖まで届けてくれる良い竿です。
■感度が良い
この日、1番と言って良いほどビックリしたのが、この竿でバイブレーションを使っている時でした。
40mくらい投げてリフト&フォールをさせているいる時、リフトさせる為に竿を煽ってバットがちょうど耳の横辺りまで来た時のことでした。
「ジャラジャラジャラ」
バイブレーションのラトル音が聞こえたのです!!
ルアーは3〜40m先のはるか沖にいるのにも関わらず、ラトル音が聞こえる!
その時僕はとっさに村田基さんの言葉を思い出しました。
「ワン&ハーフは糸電話なんです。ひとつ目の紙コップがバット。ふたつ目の紙コップがグリップ。これで振動が倍になる!」
あっ!!
これの事か!!
伸びの少ないPEラインを使っていた事もあると思うのですが、はるか彼方のバイブレーションのラトル音まで伝えてしまうロッド。
これが本当に実売3万円を切るくらいの値段で売られてしまって良いのか!?
そう思わずにはいられない完成度の高いロッドです。
■竿の重さについて
以前にも書きましたがこのロッド165gあります。
僕は日常的に1キロ以上ある刀を片手で振っているので全く気になりませんが、普段100gくらいのロッドに200gを切るリールを付けているアングラーにはやっぱり重く感じるかもしれません。
でもこのロッド。グリップが長いのでグリップエンドを脇腹にくっ付けながら巻いてくる事もできるので、使い方次第で重さを感じない使い方もできます。
■まとめ
スコーピオン17113は最高のロッドです。
自社でカーボンを加工できるメーカーは日本には僅かしかなく、その中でもシマノとダイワは圧倒的に生産数が多いメーカーです。
たくさんのロッドを作ってきたメーカーだからこそ、ここまでのコスパの良いロッドが作れるのだと思います。
僕はこのロッドでバス、アメリカンキャットフィッシュをはじめ、
シーバス、クロダイ、根魚、などのソルト、海上釣り堀で真鯛やブリ、シマアジ
海外の釣り堀でバラマンディ、ピーコックバスなどまで狙おうと思っています!
スコーピオンというとワールドシャウラの廉価版のようなイメージがつきまとうのですが、スコーピオンにはスコーピオンの良さがあります!!