至高の巻物リール「21カルカッタコンクエスト」インプレッション
ついに買ってしまいましたッッ!
2014年にモデルチェンジした時にも買おうかどうか真剣に迷ったのですが、
その時は購入を見送ったコンクエスト。
ついに今回2021年モデルの100HGを購入しました!!
「宮城アングラーズヴィレッジ」さんに行き、一日中投げ倒してきました♪
軽量ルアー(3inchヤマセンコーノーシンカー)からビッグベイト(ジョイクロ178)まで使って、40㎝クラスのバスを筆頭に2キロ近いストライプドバスまで釣ったインプレッションを書きたいと思います。
■良い点
①キャストが面白いようにキマる。
②リールのカッチリ感が凄くて、食った瞬間手元までガツンと魚のバイトが響く。
③握りやすいサイズで、ジャーキングやトウィッチなどのロッドワークがしやすい。
④細部の作り込みがめちゃくちゃ丁寧で、「カルカッタを使ってるんだ!」という所有欲が満たされる。
■悪い点
①レベルワインドからスプールまでの距離が短いので引き抵抗の無いルアーを使うとラインがたるんだまま巻かれてしまいやすい。
②220gある為、人によっては重く感じるかもしれない。
③遠投した先でバイトがあるとフッキングし難い。
④小さくなったとはいえ、メタニウムやスティーズなどに比べるとパーミングはし難い。
先ずは、良い点から解説して行きます!
①キャストが面白いようにキマる。
これは田辺プロが散々言っていた事なのでもう皆さん知っているとは思いますが、本当にビシバシキャストが決まります。障害物ギリギリやオーバーハングの下をバンバン打っていく釣りをする人はこれ以上の相棒はいないかもしれません。
僕は万が一手元が狂ったり突風でルアーが流されても大丈夫なように割とブレーキは強めにしているのですが、それでもしっかり奥まで伸びて行きます。それでいて飛距離もしっかり出ます。
②リールのカッチリ感が凄くて、食った瞬間手元までガツンと魚のバイトが響く
リールのガタつきや遊びが一切なく、ボディにプラスチックを使わずフル金属ボディなので超絶感度が良いリールです!
魚のバイトが「ゴンッッ!」とリールに伝わる感じは本当に巻物リールとして最高に楽しいリールだと思います。
③握りやすいサイズで、ジャーキングやトウィッチなどのロッドワークがしやすい。
今回のコンクエストはボディサイズがだいぶ小さくなった事で、ロープロのリールとほとんど変わらないくらいパーミングが良くなりました。小さいペンシルベイトやPOP Xの首を振らせたり、ミノーを小刻みにトウィッチしたりもかなりやり易いリールです。
④細部の作り込みがめちゃくちゃ丁寧で、「カルカッタを使ってるんだ!」という所有欲が満たされる。
僕はアンタレスとステラも持っているのですが、やっぱりカルカッタコンクエストもそれらのリールと肩を並べられるリールで、釣りに行く前も、釣りから帰ってきても、ついついリールケースから取り出してクルクル回したり弄りたくなってしまうリールです。
どんなに素晴らしい道具でも良い点ばかりではなく、悪い点も存在します。
しかし、悪い点も運用方法や使い手によっては全く気にならないレベルや、むしろ悪い点を良い点に変えてしまうような運用の仕方もあるので一概に悪い点とは言い切れないのですが、僕が感じた事と一般的にリールの悪い点として世間で認知されている事と照らし合わせて考えてみました。
①レベルワインドからスプールまでの距離が短いので引き抵抗の無いルアーを使うとラインがたるんだまま巻かれてしまいやすい。
レベルワインドからスプールまでの距離が近いので、巻き抵抗の軽い高比重ワームのノーシンカーやi字系ルアーなどのルアーを使うとラインがたるんだまま巻かれてしまい、その状態で魚が掛かるとラインが食い込んでしまい、次のキャストの時にラインが出にくくなる事があります。
しかし、これに関して言えばカルカッタコンクエストは巻物用のリールなのでノーシンカーやi時系を使う為のリールでは無いので本来のクランクやスピナーベイトを巻く釣りに関して言えば全く気になりません。
②220gある為、人によっては重く感じるかもしれない。
最近のリールにしては重量が220gあって重いリールに分類されるのですが、やはり巻きの釣りに関して言えば手元に重心が来ていた方が安定感が増して巻く事に集中できます。僕的には全く気にならない重さでした。
③遠投した先でバイトがあるとフッキングし難い。
ナロースプールの特性上、遠投するとスプールがかなり痩せます。その状態で巻くとハンドル一回転あたりの巻き取り量はかなり少なくなるので、「遠投した先でラインスラッグを素早く巻き取ってフルフッキングする」みたいな釣りにはちょっとモタつきを感じました。こういう釣りをするにはアンタレスやメタニウムのXGが適しているので遠投メインの方はそちらのリールを視野に入れた方がいいと思います。
④小さくなったとはいえ、メタニウムやスティーズなどに比べるとパーミングはし難い。
小さくなったとはいえ、「丸型リール」という事は変わらないので、やはり完璧なパーミングを目指すのであればスティーズやメタニウムなどのロープロファイルのリールに軍配が上がります。
ただ、道具は使い込んでいく事で体が道具に馴染んでくるので、初めは少し大きく感じたとしても使い込む事でカルカッタコンクエストが体に馴染んで使いこなせるようになると思います。
悪い点と言いつつかなり擁護しながら書いてしまったのですが、僕が感じた悪い点はこんな所です。
あと、僕個人的にはもうちょっとハンドルが長い方が好きなのでリブレの90ミリハンドルに変更しようか迷っている所です。
正直、カルカッタコンクエストを一台買ってしまうと他のリールがチープに見えてしまいます…。
作り込みというか工業品としてのレベルが高すぎて、バスを釣るだけにここまで素晴らしい精度は必要無いのですが、1匹の価値を高めるために、釣りをしている至福の時間をより室の高い時間にするためにも良い道具を使ってみる事をお勧めします。
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「バスにこれ以上強い竿はいらない!?」スコーピオン17113実釣インプレ
以前コロナで外出自粛中にスコーピオン17113のインプレ投稿を載せました。
外出できなかった為、僕が経営しているトレーニングスタジオ内でルアーを投げたり竿の調子をみたりする投稿だったので、実際にフィールドで使って魚をかけたりする感覚のないインプレだったのですが
ついに6/1に霞ヶ浦に行って丸1日この竿で遊んできました!!
この日はかなり好調で、
46㎝のバスを筆頭に80㎝10キロクラスの化け物ナマズ、アメリカンキャットフィッシュ60㎝クラス5本、アメキャ30〜50㎝クラス6本釣った時に感じた事を書いてみたいと思います。
■いきなり結論!
「バスフィッシングにこの竿より強い竿は必要ない!」
そう言ってしまえるくらい17113は強い竿です。
46㎝のバスの前に40㎝クラスのバスもかけたのですが、竿のパワーがありすぎて普通にゴリ巻きできました。
46㎝のブリブリに太ったバスも余裕でゴボウ抜きできるパワーです。
300gくらいのビッベイトをつかったり、2オンスクラスのヘビキャロをしたりする人でなければこの竿よりも強い竿は、バス用の竿としては必要ないのではないかと思います。
正直40㎝以下の魚の引きが全く楽しめない竿です…笑
産卵前でたっぷり太ったアメキャの50㎝クラスも余裕でゴボウ抜きできるこの竿は、バスロッドとしては最強クラスで、
この竿一本あればそれより強い竿は要らないように思えてしまうほど心強い竿なのでパワーゲーム好きにはかなりオススメの一本です!
■軽いルアーも案外投げられる
この日の釣りで好調だったのがライトキャロライナリグでした。
竿的にはヘビキャロを使いたい所なのですが、霞ヶ浦はテトラや岩がかなり沈んでいて重いウエイトだと岩の間に入り込んでウエイトが岩とロックしてしまって根掛かりの嵐に見舞われます。
よって僕は5〜7gくらいの軽めのウエイトを使ったライトキャロを多用します。
そんなワームと合わせても7〜10gくらいのルアーでも竿の長さを使って投げればそこそこ飛びます。
もともと、遠投用の竿でガイドも大きくて少ないので飛距離は出しやすい竿です。
8gくらいのクランクもキャスト精度を求めなければ沖まで届けてくれる良い竿です。
■感度が良い
この日、1番と言って良いほどビックリしたのが、この竿でバイブレーションを使っている時でした。
40mくらい投げてリフト&フォールをさせているいる時、リフトさせる為に竿を煽ってバットがちょうど耳の横辺りまで来た時のことでした。
「ジャラジャラジャラ」
バイブレーションのラトル音が聞こえたのです!!
ルアーは3〜40m先のはるか沖にいるのにも関わらず、ラトル音が聞こえる!
その時僕はとっさに村田基さんの言葉を思い出しました。
「ワン&ハーフは糸電話なんです。ひとつ目の紙コップがバット。ふたつ目の紙コップがグリップ。これで振動が倍になる!」
あっ!!
これの事か!!
伸びの少ないPEラインを使っていた事もあると思うのですが、はるか彼方のバイブレーションのラトル音まで伝えてしまうロッド。
これが本当に実売3万円を切るくらいの値段で売られてしまって良いのか!?
そう思わずにはいられない完成度の高いロッドです。
■竿の重さについて
以前にも書きましたがこのロッド165gあります。
僕は日常的に1キロ以上ある刀を片手で振っているので全く気になりませんが、普段100gくらいのロッドに200gを切るリールを付けているアングラーにはやっぱり重く感じるかもしれません。
でもこのロッド。グリップが長いのでグリップエンドを脇腹にくっ付けながら巻いてくる事もできるので、使い方次第で重さを感じない使い方もできます。
■まとめ
スコーピオン17113は最高のロッドです。
自社でカーボンを加工できるメーカーは日本には僅かしかなく、その中でもシマノとダイワは圧倒的に生産数が多いメーカーです。
たくさんのロッドを作ってきたメーカーだからこそ、ここまでのコスパの良いロッドが作れるのだと思います。
僕はこのロッドでバス、アメリカンキャットフィッシュをはじめ、
シーバス、クロダイ、根魚、などのソルト、海上釣り堀で真鯛やブリ、シマアジ
海外の釣り堀でバラマンディ、ピーコックバスなどまで狙おうと思っています!
スコーピオンというとワールドシャウラの廉価版のようなイメージがつきまとうのですが、スコーピオンにはスコーピオンの良さがあります!!
46㎝キャッチ!【6/1霞ヶ浦釣行】
コロナウイルスの流行で感染に怯えながら過ごした4月5月。
何が1番辛かったって、このブログを見てくれている方にとっては
「釣りにいけない事」
だったと思います!!
緊急事態宣言が解除されてようやく下火になったとは言え、まだまだ油断は禁物ですが
第一波はどうやら過ぎ去ったようです。
第二波に警戒しつつ、経済活動や趣味活動を再開しようと早速6月1日から霞ヶ浦に行ってきました♪
タイトルにも書きましたが、この日は46㎝のバスを筆頭に80㎝のアメリカンキャットフィッシュ、60㎝クラスを含む大・小のアメキャが8匹と大爆釣でした!!
その日は、前日全然眠れなくて睡眠不足でボーッとしながら霞ヶ浦に6時くらいに到着しました。
全くの無風で水面が鏡のように穏やかな朝。
武術の兄弟子が案内してくれたポイントは初めて行くポイントだったのですが、釣れそうな雰囲気のムンムンする良いポイントでした。
この日のメインロッドはおろしたてのスコーピオン17113と2年以上共にした相棒アンタレスDC MD。
最初のルアーは、メガバス「ヴァタリオン」
115mm。重さも40gくらいのこのルアー。
早く巻くとそこそこ潜るのですが、何もしないと浮いています。水面でちょんちょんと軽くトゥイッチすると身悶えるように動き、酸欠の小鮒みたいな凄く良い動きをします。
護岸沿いにヴァタリオンをキャストして水面でちょんちょんしていると
護岸の間から「スーッ」と静かにバスが出てきてそっとルアーを咥えるのが見えました!
そのままフッキングしてファイト開始!!
40㎝は確実にあるよく太ったバスのファイトに興奮しながらも、
40㎝クラスのバスでは全くびくともしないスコーピオン17113に感動を覚える。
「もっと曲げたらどうなるかな?」
この日初めて魚をかけたニューロッドのパワーとポテンシャルを試したくて少し泳がせていたら痛恨のバラシ…
「今年初めての霞ヶ浦バスだったのに…。さっさとランディングしちゃえば良かった。」
なんて後悔しても魚は戻ってこない。
とにかく表層系ビッグベイトにバイトがあった!
という事実からこの日のゲームを組み立てて、絶対にもう1匹釣ってやる!
気を引き締めた所でポイント移動。
二ヶ所目はワンドに水草が溜まってアシが生えているポイント。
ここはフロッグに変えて、丁寧に一つずつアシを打って行く。
ここでもロッドはスコーピオン17113。
「フロッグでも使い易いなぁ〜」
なんて思ってたら30㎝そこそこのバスがスティーズポッパーフロッグに派手にバイト!!
しかし、
派手に出過ぎてフロッグを1メートルくらい吹っ飛ばしてしまいハリにかからず…涙。
「まさか今日はこんな日になるのか…?」
なんて不安がよぎる。
そんな僕の不安を察してくれたのか、兄弟子がアメキャの爆超ポイントに案内してくれる事に!
ここでアメキャを釣りまくって調子を整えよう!!
そう思いきや全然釣れない。
30分くらいやってもアタリ無し…
「やっぱり今日はこんな日か…」
そう思いかけた瞬間、強烈な引き込み!!
スコーピオン17113が綺麗な弧を描く!
ドラグをフルロックしたはずのアンタレスDC MDからラインがズルズルと引き出される!
数分の気の抜けないやり取りの末に上がってきたのは60㎝オーバーのアメキャ!!
久し振りのアメキャの暴力的ファイトに脳内麻薬がドバドバ出て、気分も一気に回復!
しかもそこから怒涛のラッシュ開幕♪
30〜60㎝クラスのアメキャが入れ食い!
完全に時合いに突入!!
そしてついにその瞬間は訪れた。
アメキャラッシュの中、アメキャの引きと少し違う引きをする魚が!
姿が見える前から何となく予感していた。
絶対にバラしたくないので姿が見えた瞬間一気にゴボウ抜き!!
抜いてみてビックリ!
何と46㎝もあるバスでした。
スコーピオン17113にかかれば46㎝でブリブリに太ったバスだって余裕でぶっこ抜ける♪
ザリガニやテナガエビをメインに食っているであろう魚体は逞しくて、バス持ちしようと下顎に手を突っ込むと歯が鋭くて親指の皮が引き裂かれる。
霞ヶ浦のビックバスはバス持ちできない。
フィッシュグリップは必須です!
すっかり気を良くして同じ釣り方を続けていると、本日2回目のその瞬間が訪れた!
アタリがあってからフッキングした瞬間、ドスンと重いけど動かない。
数秒の動かない時間があってから一気に走り始める。
大型魚特有のファイトだ。
フルロックしたアンタレスのドラグがズルズルと引き出される。
産卵前で卵を抱え込んだ魚体は重くてジャンプはできないが、岩と岩の間に入ろうとぐいぐい下に引き込んでくる!
メインラインはPE3号。リーダーはフロロ20ポンド。油断すれば尖った岩に擦られて一瞬で切られる。
オープンでは慎重に、岩に行かれそうになったら大胆に。
一進一退の攻防の末上がってきたアメキャは80㎝10キロクラスの化け物ナマズ!
淡水魚の自己ベスト更新!
スコーピオンの竿下しとしては最高の釣果だと思います。
最高の気分で納竿♪
帰りの車の中では釣り談義が盛り上がって、霞ヶ浦で幻の「メーターオーバーナマズを釣ろう!」という話で盛り上がる!
なかなかストレスフルな情勢ですが、それを吹き飛ばす最高のアソビはやっぱり釣りですね(^ ^)
■最後に…
このブログでは釣りのことをたくさん発信しているのですが、僕の本職はスポーツインストラクターです(^ ^)
今はコロナウイルスの影響で外出もなかなか難しい状態です。
そこで、家でもできる簡単なエクササイズなどをYouTubeで配信する事にしました!
簡単に運動してみたい方は見てみて下さい。
よろしければチャンネル登録もしてくださると嬉しいです♪
20スコーピオン2600-5ffインプレ!
コロナの影響なのか、予約から入荷までが延びに伸びた20スコーピオン2600-5ff。
ようやく手元に届きました!
期待してずっと待っていた一本。
まだこの竿で釣りには行けていませんが、リールをつけてラインを通してルアーまで付けた状態で2時間くらい振ってみた感じを書いてみたいと思います!
■持った感想
カタログでは自重110gと書かれていたのでライトゲームロッドとしては結構重い部類です。
近年の管釣り用ロッドは80gから70gくらいが多い中、パックロッドとはいえ110gは結構重い部類なので届くまで少々不安でした。
ただ、実際にリールをつけて持ってみると全く重さは感じられず、むしろブランクの強さを感じられて流石ブルーのワールドシャウラブランクスと言った感じです。
管釣りロッドに比べて、少々グリップが太いように感じるので管釣り用メインとして使いたい方は、釣具屋などで1度しっかりと触ってから購入を決めた方がいいと思います。
■ラインを通して曲げた感想
5ピースという事で繋ぎ目の部分がもっと突っ張るかなと思ったのですが、曲げてみるとかなり綺麗に曲がる事が分かると思います。
よく注意して見ればティップ部分とベリー部分の繋ぎ目で少し段差ができているのがわかると思いますが、ルアーをつけてキャストをしてみても重りをつけて曲げてみても不自然な感じはありませんでした。
■キャストフィール
自分で管理しているトレーニングスタジオ内でキャストしてみた感覚を書いてみます。
もちろんスペースが限られているのでフルキャストはできないので、サイドキャストや、フリップキャストがメインのフィーリングです。
●0.5〜1.5g
意外と結構投げられる!
ティップやベリー部分が最近のシマノ にしてはかなり柔らかいので、コレくらいの重さでも竿の反発が使えます。
●1.5〜3g
投げやすい!
ロッドのバランスがちょうど手元に来ているのでシングルハンドでもシャープに振り抜けます。
●3〜6g
ティップ辺りで「ピュッ」と投げようとすると少々怖くなってくる重さです。
これ以上の重さを使う時にはしっかりバットあたりに重さを乗せるようにして投げた方が精神衛生上良いと思います。
●6〜9g
しっかりバットに重さを乗せて投げれば問題なく飛んでくれます。
ただ、パックロッドということもあるので素早く振らずにゆっくりしたスピードでキャストした方が良い重さです。
●9g以上
僕が試した中で1番重いルアーは約10gのX80トリックダーターです。
ライトゲーム用のロッドにしてはかなりしっかりカーボンを巻き込んでいるのでバットに重さを乗せれば問題なく投げられます!
ただ、ティップがかなり柔らかいので10g以上の重さのルアーを投げたとしてもシャープなアクションは付けられないし、それ以上を使うなら別の竿の方が気持ちよく使えるので現実的な使用ウエイトとしては10gくらいが限度だと思います。
■まとめ
20スコーピオンの2600-5ffは非常に使いやすく、しっかり作られていて、持ち運びに優れているサブロッドとしてだけでなく
十分にメインロッドとしても活躍するロッドです!
僕はこの竿で、
●電車で行く渓流釣り
●電車で行く管理釣り場
●電車で行く霞ヶ浦バス
●家族旅行の沖縄や海外
なとなど、たくさんのフィールドで使いたいとおもっています!
リュックに仕舞えるコンパクトなこの竿で皆さんも日本中、世界中でライトゲームを楽しんでみてください!
夏の土浦周辺電車陸っぱり釣行オススメルアー
依然として各地で猛威を払う新型コロナウイルス。
外出ができないこの期間、釣りに行きたい欲が日に日に大きくなってくるのを何とか押さえつける毎日です(ノД`)
こんな時は、去年霞ヶ浦(特に土浦)の電車釣行で良い思いをしたルアーを思い出して気持ちを紛らわせようと思います。
■夏の霞ヶ浦陸っぱりオススメルアー
①6:00〜8:00 朝マズメ
●ノリーズ ボルケーノバズ
●ヘドン ダイイングフラッター
●ヘドン ビッグバド
②8:00〜10:00 朝から昼
●ノリーズ クリスタルS
●メガバス ヴィジョン110
●メガバス X80トリックダーター
●メガバス TKツイスター(ノーシンカー)
③10:00〜14:00 昼(1)
●メガバス TKツイスター(ノーシンカー)
●ノリーズ エスケープツインリトル(キャロライナリグ)
●ゲイリーヤマモト ヤマセンコー3インチ(ノーシンカー)
④14:00〜16:00 昼(2)
●ノリーズ クリスタルS
●メガバス X80トリックダーター
⑤16:00〜19:00夕マズメ
●ヘドン ビッグバド
●ヘドン ダイイングフラッター
●アーボガスト ジッターバグ
先ず
①から説明していくと
朝マズメはトップウォーターで決まりです!
夏の霞ヶ浦は夜のうちに水温が少し下がるのでまだ日光で温められていない朝の時間帯は魚が活発になっていることが多い時間帯です。
この時間帯にワームの釣りをやってしまうと、活性の高いバスに気付かれずチャンスを逃してしまう事もあるので、アピールの強めのトップウォータールアーでスピーディに探っていくのがオススメです。
なお、トップにバイトがあったけどノラなかった場所へはTKツイスターやヤマセンコー3インチのノーシンカーでフォローを入れてやると有効です。
②朝から昼にかけての時間帯は、徐々に水温が上昇してくる関係で少し魚が沈むかカバーの奥に入っていきます。
一段沈んだ魚をヴィジョン110、少しサイズを落としたい時はX80で狙って
カバーをスナッグレス性が高くてナチュラルなクリスタルSで狙います。チャターベイトも有効だと思います。
日陰を作っているカバーを見つけたらTKツイスターのバックスライドで狙うのも最高にマッチします。
③昼の時間帯。この時間帯は熱中症の危険が高まるのでこまめに休憩しながら釣りをしましょう。
太陽が真上に昇っている時間帯は沖のブレイクラインの更に下、ディープをエスケープツインリトルのキャロライナリグで攻めるか
岸よりのカバーの奥の奥にノーシンカーを落とす釣りが有効になります。
④真上に昇っていた太陽が徐々に傾いてきて、日陰が段々と大きくなってくる時間帯です。
大きくなった日陰にノーシンカーを落としていくと手返しが悪くなり、攻められるスポットが限られてしまうのでハードルアーの出番です!
よく飛んで障害物回避性も高いマクベスかコマックで日陰になっている場所やカバーにコンタクトさせながら狙います。
⑤完全に陽が傾いて水温も下がってきたら朝マズメと同じトップウォーターの釣りがアツくなってきます。
朝マズメに自分もしくは、周りの人が釣れた場所を覚えておいてこの時間帯に入り直すのも有効です。
その日の傾向によって速めに巻いてリアクション的に食わせるのか、移動距離を抑えてネチネチしつこく誘うのか、ベストな攻め方を見つけます。
こんな感じで電車で陸っぱり釣行でもしっかり狙いを定めてプランを決めて釣りをすれば
良い釣果に恵まれる事もあります!!
外出自粛のこの時期に頭の中で自分なりのプランを立ててみてはいかがでしょうか?
コロナウイルス流行で釣りは自粛すべきか?
コロナウイルスは依然として猛威を奮っています。
政府は外出自粛要請を出して、「不要不急の外出は控えるように」と言っていますが
連日ニュース等ではパチンコ屋に行列ができるところや、公園に家族連れが殺到するところ、ゴルフ場や釣り場などに人が集まっている所などが報道されています。
極め付けは、
GW中の那覇空港に釣竿を持った人が現れ
「飛行機が飛んでいる以上、違法じゃない」
とコメントするところが報告されて物議を醸しています。
僕自身Facebookのグループで「シーバスフィッシングを愛する会」を始め、いくつかの釣り系グループに入っているのですが、
その中でも
「釣りは不要不急じゃないから自粛すべき」
「そんなの関係ない。むしろ人が減る今こそチャンス」
「感染に気を付けて車で行って誰とも会わなければ大丈夫でしょ」
など、色々な意見があります。
僕自身はと言うと、
釣りは完全に自粛しています。
自粛警察のように釣りに行く人の事を叩く行為こそしませんが、こう言う時期こそ釣り人のイメージアップが大切かなと思っているので
【確実に感染しない】
という状況で釣りができたとしても、
「こんな時期に釣りするなんて、やっぱり釣り人は我慢ができないコドモが多いなぁ」と
身内や世間から思われないためにも多くの人が我慢を強いられている現状を考えて自粛するが良いかなと思っています。
もちろん、
家の裏がすぐ川だとか、歩いてすぐのところが海、みたいな人は1人で釣りに行く分には全く問題ないと思うのですが
僕は釣りに行く際に電車がメインの移動手段なので、どうしても竿を持って電車に乗らなければならなくなります。
そうすると、感染や拡大のリスクを無駄に増やしてしまう事になるし何より世間の釣り人に対する評価が落ちてしまうので自粛しています。
最近は、自転車で釣りに行けそうなエリアがありそうなのでそこを開拓しようか?なんて思ってもいるのですが、
それをするにしてももう少しコロナ流行が落ち着いてからにしようと思っています。
あと、車を持っている人でも「山奥の誰も入らないような所に来れば感染する心配がない」という事で山奥まで入っている人が多くいるようですが、
コロナ感染のリスクはなくても遭難や怪我のリスクは上がります。
ただでさえ医療機関や警察、消防署は忙しい期間ですので救助で仕事を増やすような事はしないのが1番です。
しかも、この時期に救助を要請すると救助をしてくれる人が集まりにくい事や入院した先の病院での院内感染などの危険性が高まります。
今感染してしまうと家族がいる方はほぼほぼ確実に家族にうつしてしまうでしょう。
また、職場や友人にも迷惑をかける事になってしまったり自分1人だけのもんでは済まなくなってしまいます。
例え、釣りが感染の原因でなくても釣りに行っていた事が家族や職場に知れればそれだけでその人の評価はガタ落ちになります。
仕事や不要不急のやむを得ない事情以外では絶対に外出していないのに感染したとしたら(かなりリスクは低いですがそれでも郵便物などから感染する事もあるそうです)
「あれだけ気を付けていたのに可哀想に、運がなかったのなか。」
という評価になりますが、
自粛を無視して釣りに行っていたとしたら
「釣りで感染したんじゃないと言っていたけど本当かな?他にも自粛無視して色々な所に行ってたんじゃないの?」
という疑惑の目で見られてしまいます。
なので、
僕としてはこの時期は大人しくしておくのが一番だと思います。
もちろん、
色々な意見があると思うので各々の考え通りに行動されれば良いと思うのですが、
無闇に動き回って他人を感染させてしまったり、頑張っている医療機関の方々に迷惑をかけるような行為だけはしないようにして少しでも早いコロナからの復帰を目指して頑張りましょう。
20スコーピオン17113最速レビュー!
都内のコロナ感染者は減ったように見えては増えて、なかなか収束の兆しが見えません。
そんな中、予約注文しておいた2020年モデルのスコーピオン17113が到着しました!!
「もっと遅れるかな?」と思っていたのですが、シマノさんや卸の釣具屋さん、運送業者の方々の頑張りのおかげで無事手元に届きました(^-^)
ニューモデルのこの竿を早速使いたくて
誰にも合わずに、自転車に乗って釣行しようかとも考えたのですが、それこそ不要不急の外出になってしまうので自粛し
幸いにも僕には自分で経営しているトレーニングスタジオの広い室内があるのでそこで実際にキャスティングしてどんな竿なのか、感覚を掴みました。
早速レビューをしてみたいと思います!
■持った印象
①重い
②グリップが長い
③ティップは思いの外柔らかい
④尋常ではないパワー
■キャスト時の印象
①飛ぶ
②ベストな重さは20〜40g
③やろうと思えばシングルハンドでキャストできる
■使用してみた印象
①以外と感度は良い
②ティップの柔らかさのおかげでかなりバーサタイルに使える
③リールはアンタレスDC MDかスコーピオンMGLなどの重いリールが合う
④少々無理をすれば7gのグリフォンも投げられる
こんな所です!
更に詳しく見ていくと、
■持ったときの印象として、
ほぼ8フィートの竿なので当然ですが「重い」です。10g程しか変わらない重さのワールドシャウラ1702と比べても長さがある分、重心が手元から離れてしまう事でかなり重く感じます。
その分グリップが長いので220g以上の重さのリールを付ければバランスは取れるので実際に使う上でそこまで重さは感じないと思います。
ティップは割と柔らかめなのでフロッグをしっかり首を振らせる事ができそうです。
スイムジグのノリも良さそうなので冬や春にスイムジグで1発大物を狙う釣りにもバッチリ適応できそうです!
ロッドのパワーは3番とは思えないくらい強いので4キロくらいは普通にリフトできます。
■キャスト時の印象は、
室内なのでフルキャストはできないのですが長さがある分、軽いスイングでかなりぶっ飛んでいきます。
重めのリールをつけてしっかりバランスを取ったタックルセッティングにすれば重さを感じさせない使い心地になると思います。
色々と投げてみた感じ、竿の曲がりをしっかり使って気持ちよく投げられる重さは20g以上かな?という感じでした。
もちろんそれ以下のルアーも投げられます。
中国武術で鍛えているからという事もあるのですが、僕は片手のシングルハンドでも投げられました!
■使用してみた印象としては、
意外と感度が良いと感じました。
目をつぶってリールを巻いてみた感じ、床の材質の違い(フローリングからカーペット)も感じられるくらいの感度なので実釣面でも繊細に使えると思います。
ティップの柔かさのおかげで本当にバーサタイルで一本だけ持って霞ヶ浦釣行なんかも問題なくできると思います。
前項でも書いたのですが、軽いリールを付けると地獄です。笑
最低でも220g以上はあるリールを付けないと穂先の重さで地獄を見ますので注意して下さい。
使用感は決して気持ち良くないのですが、7gのグリフォンも投げられました。
それ以下は怖くてチャレンジしていないのですが恐らく投げられると思います。
■総評
長さがあるので当然ですが、持った時の重さは結構あります。
リールとうまくバランスを取る事で使用感はかなり良くなります。
1日この竿を振り切るにはある程度体力も必要かもしれませんが、逆に考えれば良い運動になるという考え方もできると思います。
少し重めのルアーをメインで使って遠投も必要になるような場面では相当戦力になるロッドだと思います。
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■最後に…
このブログでは釣りのことをたくさん発信しているのですが、僕の本職はスポーツインストラクターです(^ ^)
今はコロナウイルスの影響で外出もなかなか難しい状態です。
そこで、家でもできる簡単なエクササイズなどをYouTubeで配信する事にしました!
簡単に運動してみたい方は見てみて下さい。
よろしければチャンネル登録もしてくださると嬉しいです♪
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