東京フィッシングカフェ

釣り好きなパーソナルトレーナーで中国武術家。釣り歴30年。

バズベイトって関東でも釣れるの?←めちゃくちゃ釣れます!

 

バス釣りを始めて間もない頃、

誰しもが思った事だと思います。

 

僕も始めたての頃は、

雑誌等のメディアでプロがバズベイトで

釣っているところを見ても

どうにも信じられませんでした。

 

「きっと琵琶湖だから釣れるんでしょ。」

とか

「あんなルアーで釣れちゃうんだから関西はいいよなぁ〜」

なんて思っていた時期がありました。

 

ところが!!

 

一度おいしい思いをしてバズベイトの

威力を知ってしまうとゲンキンなもので

困った時にはバズベイト

となってしまいます。笑

 

今回は僕が初めてバズベイトで

おいしい思いをした時の話をしたいと思います。

 

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それは今から5年ほど前の霞ヶ浦でした。

電車に乗って「土浦駅」で降りて桜川まで歩いて

オカッパリをするのにハマっていた時期がありました。

 

季節は12月。そこまで寒い日ではなかったと思いますが、トップウォーターで釣れる季節ではありません。

 

そんな季節の釣行になぜバズベイトを持って行ったのかと言うと、ちょうどその月の雑誌で田辺哲男プロがバズベイトで50アップを釣っていた事に影響を受けて投げてみたくなったからでした。

 

それまでろくに使われる事なく、自宅待機用のボックスの奥の方に眠っていたメガバスのV4バズベイトを引っ張り出してタックルボックスに入れようとしたのですが、

これが意外とかさばってタックルボックスにうまく入らない…。

 

仕方がないので、ボックスには入れずにバッグの中にボックスを入れたその上に直でバズベイトを入れて持って行きました。

 

そうなるとバックを開けるとすぐにバズベイトがあるわけです。

 

釣り場についてリールをセットしてガイドに糸を通し、ルアーをどうするかな?

と、バックを開けるとボックスに入りきらずに直接入れたバズベイトが真っ先に目に飛び込んでくる。

 

そんな訳で、手に取りやすかったという理由だけでバズベイトをラインに結びました。

 

その日の第1投目は人が少なかったので岸と並行に投げました。

岸から50センチほどの距離を横に泳ぐバズベイト。枯れたアシの横を通過した時、アシがガサッと動きました。

 

「コイかフナでもいたのかな?」

と思い、何気なく同じ場所に2投目を投げたらいきなり水面が割れてバスが食ってきました!

 

まさかそんなに簡単に釣れるとは思わず、ビックリしながらも上げてみると40アップのブリブリのバスでした。

 

そしてその日は1匹目を釣った場所と同じような場所を探してバズベイトを通す事を1日やり通したら更に30センチクラスを2本追加する事ができました。

 

40アップ1本と30センチ2本。

これだけ聞くと大した釣果では無いのですが、自分の中の「バズベイトは釣れない」という常識を打ち壊してくれた革命的な釣果として記憶に残っています。

 

その日は、漁港で釣りをしている人と話をしたら「ダウンショットで一日中粘ったけど釣れなかった」と言っていたのでかなりキビしい日だったのだと思います。

 

僕も、バズベイトから他のルアーに浮気してクランクやミノー、ワームまでやってみましたが他のものでは釣れず釣れたのは全てバズベイトでした。

 

まさか12月にもなって、霞ヶ浦のハイプレッシャーな場所でバズベイトで出るとは思ってもいなかったのでかなり衝撃を受けました。

 

釣れた原因を今になって考えると、

日当たりがいいところで暖まっていたバスの上をカシャカシャと音を立てて煩いバズベイトを通した時、逃げるバスもいれば、怒ってつい咥えてしまうバスもいるのではないかと思います。

もしくは、びっくりした拍子についつい口を使ってしまう。そんな交通事故的な感じで食っているんだろうなと予想しました。

 

人間だっていきなり目の前にボールが飛んできたら、手で弾くと思います。

そんな反射に近いような反応に訴るルアーがバズベイトかもしれない…

 

そう思い始めてから、釣りに持っていくバッグの中に必ずバズベイトが入るようになりました。

ボックスに入れるとかさばるので、食品保存用のジップロックがついた袋にスピナーベイトと一緒に入れて持っていっています。

 

皆さんも、1度バズベイトの威力を体感してしまうと必ず持っていくルアーにバズベイトを入れたくなると思いますよ!!